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2005年 07月 04日
暑い日がつづきます。
これだけ暑いと、エアコンがフル稼働でも心許ないサーバ室。 そんなおり、事件が起きました。今回はラッキーでしたが・・・ 7月3日日曜日、休みを見計らって画像システムのメンテナンスを実施。たまたまサーバ室前で数人作業していました。 午前10時頃 サーバ室から温風を感じたので、不審に思い中にはいるとやはり、暑い!そうです。エアコンが壊れて1台で必死に冷やしている状態でした。 すぐに、エアコンの保守サービス会社に連絡しのですが、「週明け」というのんびりした返事。事情を説明しなんとか来てもらうことに。 結果、室外機の故障で応急処置をしていただき、なんとか2台稼働で、一件落着という事件です。 もし、メンテナンスでなかったら、オーバヒートでサーバダウンし、最悪故障という考えるだけで恐ろしい事件でした。 そこで、今回のテーマは、【サーバ室エアコンのリスクマネージメント】 ◆当院の現状 ・サーバ11台で、4畳半ほどの広さのサーバ室。業務用のエアコン2台。 ・2台の理由は、バックアップのためでしたが、2台稼働で24℃から28℃を維持できていたので、常時2台稼働。 ・エアコンの電源は非常電源。 ×問題点 ・基本的にこれで、2台同時に壊れなければ安心と思っていたのですが、夏場は1台ではオーバヒートになる。 ・エアコン故障や温度監視のアラート機能がないので、休日・深夜は温度変化に気づかない。 ●対策 ・温度監視装置の設置 ・エアコンシステムの根本的な見直し(有力) 驚いたのは、温度監視装置が高額!!!であること。詳しくは書けませんが、3カ所にパトライトのアラートを設置する工事込みで120万という見積もりでした。 もちろん、監視装置の低価格の物はあるのですが、一般的には精度が不安です。ですので、決して悪徳見積もりというわけではないでしょう。 この現状を考えると、エアコン・空調本体システムにアラートなど監視システムを必ず含めて設計するべきでしょう。 あと、非常時用に、扇風機など送風装置をサーバ室の近くに常備しておくと、「○○に設置してある扇風機で送風する」とマニュアル化できます。 当院では、サーバ室構築後4年経過していますので、エアコンの見直しという方向で対応を検討しています。
by infomedical
| 2005-07-04 16:18
| リスクマネージメント
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