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2005年 02月 18日
個人情報保護対策で、指紋認証システム、無線LANセキュリティ、ウイルス対策、監視システム、 電子カルテシステム、オーダリングシステム、医事システム、 ただ、技術的な対策に偏重しても、漏洩は防げません。情報が内部の人を介して漏れる事件の割合が大きいことはよく知られています。 そのための必要最低限の課題を組織的に整備することが重要だと思います。これは、ハード面に比べお金がかかりませんから、 つまり、 "#A52A00">[ソフト面の対応を急ごう] です。 患者さんのたいへんデリケートな情報が取り扱われるうえに、電子カルテなどIT化が広がり、 医療機関は以前から、守秘義務が医療法、医師法など各法律によって課せられており、その個人が義務を守ってやってきました。最近は、 組織的、社会的な責任や信用が問われる、重大問題、巨額損失につながる時代になりました。 信用を失い、患者数減による減収や損害賠償請求を覚悟しなければなりません。
2002年7月11日に宇治市の上告を最高裁が棄却し、大阪高裁判決が確定しました。その金額は、 1件で1万5千円。1万人の漏洩が合った場合、1億5千万円!!!の賠償金となります。 「ITで危険度が増した?電子カルテシステムなんてやらなきゃよかった。」なんていう、経営者はいないと思いますが・・・ では、どういう対応が急がれるのか。 まず、内部から情報漏洩があることに対応した、教育が最重要です。悪意なく、名簿を印刷して、そのまま持ち帰りすることは、 組織的に、整備をすすめ、教育をすすめる、こと。 ポイントはここにあると思います。 ①プライバシー宣言、 その際患者さんにも理解を得てもらえるように、勉強会などの企画に参加をよびかけることも、「開かれた医療」
by infomedical
| 2005-02-18 17:25
| 個人情報保護
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